第2回 九州大学Cryo-EM講習会
「MicroED」九州大学グリーンファルマ構造解析センターのクライオ電子顕微鏡CRYO ARM300IIは最新型の電子直接検出器のK3カメラ(GATAN社)以外にシンチレータ付きの高性能カメラXF416(TVIPS社)が搭載されています。 一般に電子直接検出器は強い電子線に弱く、電子線回折像記録には不向きであるのですが、シンチレータ付きXF416は電子線回折にも適しているため、MicroEDが可能です。 MicroEDはX線を用いた通常の結晶構造解析では解析が困難な微結晶から電子線回折を用いて立体構造を解析する手法です。 ARM300IIを用いて、SerialEMによる自動制御でMicroEDの回折データを取得する方法を習得する実習形式の講習会を開催します。
【開催日時】2023年1月25日(水)10:00〜 、26日(木)16:00〜 【会場】九州大学グリーンファルマ構造解析センター 【募集対象と人数】クライオ電子顕微鏡解析の基礎を習得されている方。 定員:若干名。 【参加費】無料 【講師】牧野文信 博士(大阪大学) 【参加申込方法】第1回 九州大学Cryo-EM講習会
「位相板の利用法」九州大学グリーンファルマ構造解析センターの2台のクライオ電子顕微鏡CRYO ARM300II及びCRYO ARM200にはそれぞれ位相板(Phase Plate)が搭載されています。 位相板を使うことでデフォーカスをかけることなく、正焦点においても高コントラストの像を得ることができるようになり、特に小さな分子の観察に威力を発揮します。 位相板を利用したクライオ電子顕微鏡観察の基礎を習得する実習形式の講習会を開催します。
【開催日時】2023年1月18日(木)13:00 〜 18:00 終了予定 【会場】九州大学グリーンファルマ構造解析センター 【募集対象と人数】クライオ電子顕微鏡解析の基礎を習得されている方。 定員:若干名。 【参加費】無料 【講師】小林 一美(日本電子) 【参加申込方法】
グリーンファルマ構造解析センター
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